初回訪問の前に、どうしても紹介しておきたい本

介護の迷いに寄り添う2冊を紹介する記事のアイキャッチ画像 暮らし守りの記録 **介護未満のスタート**

いよいよ高齢介護課の初回訪問の日を迎えることになります。

その前に、当時の私を支えてくれた本、そして最近読んで「あの時の決断は間違いじゃなかった」と心から思えた本を、少し紹介しておきたいと思います。


父の変化と母の手術が重なった、あの頃

当時、私は父の変化と母の目の手術が重なり、毎日が不安と迷いの連続でした。

姉に相談すると、
「私だって物忘れするよ。年を取ればそういうことは誰にでもあるよ」と言われました。

老いていく両親の変化を認めたくないーーその気持ちも分かるのですが、
私は“年のせいだから仕方ない”とほうっておいてはいけないと感じていました。

介護申請の話をしても「本人の気持ちが一番大切」という言葉だけでした。

両親に訪問調査の話や、要介護・要支援認定の説明をするのはすべて私で、
受け入れてもらえない限り、訪問調査の日時も決められない状況でした。

なんでも話せる友達とは、高齢のご両親の“あるある話”で盛り上がることはあっても、
まだ誰も介護申請までは進んでいない状態。

実際に動くのは私ひとりで、
誰にも寄りかかれないような気持ちのまま、まさに孤軍奮闘していました。


『ぼけ日和』──あの時の私を支えてくれた一冊

そんな時期に読んだのが『ぼけ日和』でした。

この本は、認知症のある暮らしの“日常の揺れ”にそっと寄り添ってくれる内容で、
当時の私の心に静かに灯りをともしてくれた一冊です。

他にもいくつか本を読みましたが、正直どれも心には刺さらず、
ただ『ぼけ日和』だけは、あの時の私を支えてくれました。

マンガ『ぼけ日和』──矢部太郎さんが描く、認知症と家族の日常

  • 認知症のある暮らしを「怖いもの」ではなく「人の営み」として描いている
  • 家族の戸惑いと本人の世界が、やわらかい文章でつながっている
  • 読むと、肩の力がふっと抜けるような安心感がある

『認知症は決断が10割』──当時の自分を肯定できた本

そして最近になって読んだのが『認知症は決断が10割』という本です。

これを読んで、あの頃の私が迷いながらも進めた介護申請は、
決して間違いではなかったのだと心から思えました。

「本人の気持ちを尊重すること」と
「家族が決断しないと守れない生活があること」。
その両方をやさしく肯定してくれる内容で、
当時の私が読んでいたら、どれほど楽だっただろうと感じました。

認知症は決断が10割 介護は、決断次第で天国にも地獄にも!

  • 認知症の特性から「説明しても伝わらない理由」が分かる
  • 家族が決断することは“支配”ではなく“支援”だと教えてくれる
  • 介護申請やデイサービスは「早めが正解」と背中を押してくれる

今、迷っている方へ

もし今、介護申請を進めるべきか迷っている方がいたら、
この2冊はきっと力になってくれると思います。

介護はどうしても孤独になりがちです。
ひとりで抱えて悩んでいる方がいたら、あの時の私が「読んでおけばよかった」と心から思えたこの2冊が、きっと力になってくれると思います。

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同じように高齢の親とのかかわりで悩んでいる方がいたら、
一人で抱え込まないでくださいね。
「うちも同じです」
「こんな時どうしていますか?」
そんな一言でも大歓迎です。
お問い合わせフォームからお気軽にご連絡くださいね。
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