80代後半の父との会話が噛み合わなくなってきた日|区役所へ相談した話

暮らし守りの記録 **介護未満のスタート**

「ねぇ、じいじが最近ちょっと変なのよ」

普段から安否確認と称して、よく実家に電話をかけている私ですが、
ある日、母がこんなことを言い出しました。

父の会話が怪しくなってきた

「お父さんがね、同じ話を何度も何度も繰り返すのよ。
 かと思うと、さっきの会話を覚えていなかったりして…。
 確認すると、キツい言い方でどなり返してくることも増えてきたの。」

正直、50代の私自身も子どもたちから
「その話この前もしてたよ」「もう何回目?」と言われることがあるので、
“同じ話を繰り返す”というのは年齢的なものなのかな、と
思いたい気持ちもありました。

でも、父はもう80代後半。
「年のせい」で片づけてしまっていいのか、
そろそろどこかに相談したほうがいいのか──
そんな迷いが胸の中に広がっていきました。

母の白内障と、父の変化が重なった時期

父の会話が噛み合わなくなってきたちょうどその頃、
母にも気になる変化がありました。

母が目をしょぼしょぼさせていたので「どうしたの?」と聞くと、
「最近ちょっと見えづらいの。眩しいっていうのかなぁ」と。

その会話を父も横で聞いていたのですが、
母の様子にはあまり関心がなく、
まるで初めて聞く話のような反応でした。
その様子に、私はますます不安になりました。

「これは、母の目のことも、父の会話の変化も、
どちらも放っておけない時期に来ているのかもしれない」

そう思った私は、とにかく動かないといけない気持ちでいっぱいでした。

その場でスマホを開き、地域の眼科を検索して、
家から一番近くてすぐに受診できる病院の予約を取りました。
母の白内障の症状は、すでに進んでいたようでした。

(この話はまた別の記事で書きますが、
母の白内障の手術は2024年1月に行いました。)

その白内障の手術に関する説明や予定など、
父は覚えていない可能性が高かったため、
手術の説明も診察も、すべて私が同席しました。

母は案外素直に病院に行ってくれたけれど、父はどうしたものか。
私の住んでいる地域では、
介護認定が下りるまでにかなり時間がかかると聞いていたこともあり、
「早めに情報を集めておかないと」という焦りが強くなっていきました。

まずは自分の住む区役所へ相談に

何から始めればいいのか分からないまま、
「でも何かしら動かないと」と思った私は、まず区役所へ相談に行くことにしました。

「高齢者」「介護」
そのワードだけでも十分不安な気持ちになりましたが、
病院の予約ひとつ取るにしても、両親が自分たちから動くことはありません。

ましてや今回は、父の変化。
とてもデリケートな部分なので、本人を傷つけずに何かできる方法はあるのだろうか──
そんな気持ちでいっぱいでした。

受付で案内されたのは 高齢介護課
そこで、高齢の両親が二人暮らしであること、
最近父の会話が噛み合わなくなってきて心配していることなどを伝えると、
担当の方が丁寧に話を聞いてくれました。

ただ、実際に相談すべきなのは
両親が住んでいる地域の高齢介護課 とのこと。

「ご両親が在住されている区役所の窓口に行ってくださいね」
と必要書類をいただき、
後日あらためて、両親の地域の区役所へ向かうことになりました。

次回**高齢福祉課に行ってみた**へつづく

次の記事では、
両親の地域の区役所での相談の様子や、
そこで紹介された「地域包括支援センター」について書いていきます。

“まだ介護じゃないけれど、心配はある”
そんな時に、どこへ相談すればいいのか──
私自身が迷いながら動いた記録が、
どなたかの安心につながれば嬉しいです。

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